夏になるとワクワク楽しみなレジャーがたくさん待っていますが、そのうちの1つが昆虫採集ですね。
特にカブトムシは大人も子供も夢中になるくらい、もっとも人気がある昆虫と言っても過言ではないでしょう。そんなカブトムシ、せっかくなので自分の力で捕まえてみたいですよね!
今回は「カブトムシってどこにいるの?見つけ方と捕まえ方のコツ」についてまとめてみました。
目次一覧
網を持って冒険へ!カブトムシが見つかりやすい場所って?
カブトムシはどこにいる?
カブトムシを取りに行きたいけれど、どこに行けばいいの?という昆虫採集チャレンジャーの方も多いと思います。
カブトムシは基本的に標高が高くない場所にある雑木林の中にいます。カブトムシは樹液を飲んで生活しているので、クヌギ、ニレ、ヤナギ、ナラ、タブなどの木に狙いを定めましょう。
特にクヌギは樹液が濃厚で発酵するとかなり強い甘い匂いが遠くまでするため、カブトムシが集まりやすい木の代表格と言えます。
雑木林以外にも…?
カブトムシは真っ暗な場所よりも、周囲より明るめの場所に集まる傾向があります。特に田舎にある白い水銀灯の下や自動販売機の明かりなどによく集まるという光景が見られます。
クヌギのある林や緑の生い茂る公園などの半径100m以内であれば採れる確率が高まります。
カブトムシが捕まえやすい時期って…?
カブトムシが捕まえられる時期は、6月中旬から8月下旬ですが、あまり遅いとカブトムシの寿命が残り少ないため、連れて帰ってもすぐに寿命で死んでしまうかもしれません。
特に7月中旬から8月中旬がベストシーズンと言えるでしょう。
カブトムシが捕まえやすい時間帯って…?
カブトムシは夜行性なので、夜8時を過ぎたあたりからが狙い目です。この時間帯は強いカブトムシが動きだすので、強いオスを探したい人には特におススメです。
逆に朝方は競争に勝てない弱いカブトムシ、雌などが多い傾向にあります。
カブトムシは基本的に雨の日は活動しませんが、雨上がりのムシっとした日は活動的になります。
逃げちゃった…とならないために!カブトムシを捕まえるコツ☆彡
カブトムシの持ち方
初めてカブトムシを捕まえる人にとっては、どこをどうやって持てばいいのかすらわからないという人もいるのではないでしょうか。
カブトムシを見つけたら、なるべく素早く捕まえて虫かごに確保するようにしましょう。
カブトムシの体の横を親指と人差し指で挟むようにしてつまむと掴みやすいです。それでも足を引っかけられて痛い場合は軍手をして掴むようにするとよいでしょう。またオスであれば、短い方のツノを持つという方法もあります。
揺らしてみたら…?
丸太くらいの太さのクヌギで、なおかつカブトムシが眠っている昼間の時間帯であれば、木を揺らすだけでカブトムシが落ちてくる可能性があります。
またカブトムシが活動する夜の時間帯であれば、樹液のある場所やトラップを仕掛けておいた場所に懐中電灯を照らしてみれば、カブトムシがいるかどうかがすぐにわかります。
捕まえた時のために!飼育に必要なものを確認しよう!
飼育に必要なもの
ペアで飼育する場合、中くらいの飼育ケースに1ペアが基準です。それ以上の密度になるとカブトムシにとって負担になりますし、カブトムシがストレスを感じて落ち着かずに交尾ができないというケースもあります。また寿命が短くなる可能性もあります。
もしもたくさん持ち帰りたい場合は、いくつかのケースを用意するか、衣装ケースなど大きな容器を用意しておくとよいでしょう。
カブトムシを捕まえたら
捕まえたカゴには少し濡らしたクヌギやコナラの葉っぱを入れておくと、カブトムシが隠れることができます。また何匹か捕まえた場合に虫同士が絡み合うのを防ぐこともできます。
たくさん捕まってしまった場合は、来年のためにも全て持ち帰らずに、逃がしてあげましょう。
その他の虫の扱い方についてはこちら → クワガタをつかまえたい!見つけ方と捕まえ方のコツ
まとめ
カブトムシの見つけ方、捕まえ方のコツについてまとめてみました。
売られているカブトムシではなく、自分の力でカブトムシを捕まえてみたい!と思う人は、是非参考にしてみてくださいね!