昆虫採集に行くにあたって、一体何を持って行けばいいのでしょうか。せっかく昆虫採集に行くのであれば、「あれ持ってくればよかった…」という後悔はしたくないものです。
今回は「これさえあれば安心!虫取りに必要なものを確認しよう」としてまとめてみました。
虫取りに最適な服装は?
どんな服で行けばいい?
カブトムシやクワガタなどの昆虫採集は、基本的に夏に行う上に、雨上がりのジメっとした日の方が昆虫の動きが活発になるので、半袖半ズボンなど身軽な恰好で行きたいところですね。
けれども雑木林や山などに半袖半ズボンで入ってしまうと、蚊やハチなどの虫に刺される被害に遭ってしまう恐れがあります。最近ではマダニによる死亡事故もあるため、たかが虫とあなどることはできません。
たとえ暑くても、長袖長ズボンで行動するようにしましょう。もしくは上着を持って行って、現地ですぐにはおれるようにしておくとよいですね。
靴はどうする?
昆虫採集をしていると、夢中になって山の奥深くについ行ってしまいがちです。
気づいたらマムシのテリトリーに入ってしまって攻撃を受けてしまうということがありますので、なるべくなら長靴を履いていくようにすると安心です。
できれば迷子にならないためにも、自分のいる位置をきちんと把握して、これ以上は行かないようにする、と決めることも大切です。
その他装備は?
昼間に樹液のある木を探す場合は熱中症対策のため、帽子が必須です。
また昆虫を採集するときに軍手があると便利です。丈夫なゴム製の軍手であればなお安全ですね。
ハチに敵と認識されにくい白っぽいものを選ぶようにするとよいでしょう。
虫取りで用意しておくべき基本の道具は?
虫取りに必要な基本道具
昆虫採集をする際に最低限必要な道具は、懐中電灯、虫かご、虫取り網の三点です。
・懐中電灯…遠くまで光の届くLED式のものが便利です。
・虫かご…プラスチックのケースだと虫が中でひっくり返って弱るので、移動の際は網状のものの方がベターです。また沢山とりたい場合は、個別に入れられる採集ケースがあると虫を傷つけることなく持ち帰ることができます。
・虫取り網…伸縮可能なものがベターです。
これも是非持って行きたい!
その他、ウロに入っている昆虫をとるための掻きだし棒やピンセット、土中に埋まっているカブトムシなどを掘り起こすためのスコップ、高い場所のウロを探すための脚立など、必要に応じて持って行くようにしましょう。
懐中電灯では手があかなくて不便というのであれば、ヘッドライトを購入すると本格的に昆虫採集ができますね。
虫対策のために
雑木林や山にはカブトムシやクワガタなどの嬉しい昆虫ばかりでなく、蚊やマダニ、ハチなどの歓迎しがたい害虫たちも存在します。
そういった虫の被害に遭わないためにも、スプレーや電池式などの虫除けグッズを持って行くようにしましょう。
また万が一刺されてしまったときのために、虫刺されの薬(キンカンなど)も持って行くようにすると心強いですね。
暑さ対策のために
昆虫採集には暑さがつきものなので、保冷剤入りタオルを首に巻いていくと、熱中症予防になります。
特に子供は虫取りに夢中になると水分補給を忘れがちになってしまいます。子供はすぐに体温が上がってしまうので、首を冷やすことで体温の上昇を防ぐことができます。
もちろん水分は忘れずに持って行きましょう。時間がかかる場合は塩分入りの飴やスポーツ飲料など、塩分補給も忘れずにしましょう。
まとめ
虫取りに必要な装備や道具、あったら便利なものについてまとめてみました。色々揃えると意外と重装備になってしまいますが、思わぬ事故につながらないよう、持ち物はしっかりと確認して行きましょう。